2016/02/05 22:43

縁起のいいとされる植物や動物、図柄を描いた吉祥文様(きっしょうもんよう)

今回は「鶴」です。

文様に込められた願い・意味:「天地を結ぶ存在」「夫婦仲良きこと」


みなさんも一度は聞いたことがあるでしょう。
「鶴は千年 亀は万年」

この言葉にあるように、鶴は長寿の象徴です。
そして、その遠くまで響く鳴き声が、まるで天まで届いているようだと「天地を結ぶ存在」でもあります。

また、2羽の鶴、つまりは夫婦鶴として描かれた時はまた違う意味がつきます。
それは「夫婦仲良きこと」の象徴。

夫婦鶴は寄り添い、愛をはぐくみ、子供をもうけます。
そしてパートナーとなった夫婦鶴は離れることなく、ヒナの旅立ちまで連れ添うのです。

天と地を結ぶ尊い存在である鶴は、その長い人生を夫婦仲良く過ごす。
夫婦の幸せを願う、これ以上にない吉祥文様といえます。

ちなみに、鶴の実際の寿命は20~30年。
千年とはいきませんが、他の鳥に比べればずいぶん長寿といえます。