2016/02/22 19:10

縁起のいいとされる植物や動物、図柄を描いた吉祥文様(きっしょうもんよう)

今回は「熨斗(のし)」です。



おめでたい慶事などの場面で、進物や贈答品に添える飾りとしてよく見る熨斗(のし)。
のし袋やのし紙の右上にある飾りといえば、お分かりになる方も多いのではないでしょうか?



もともと熨斗は、鮑(あわび)の肉を薄く剥いで引き伸ばし、紙の間に挟んで祝儀の進物や引き出物に添えたのがはじまり。
それを細長い帯状に文様化したのが「熨斗文」、細長い帯状の熨斗を数本束にしたのが「束ね熨斗」といわれるもので、これは打掛や着物で最もよく見られる文様となります。



鮑は今も高級で、それに見立てた色、柄とりどりの熨斗が束になっている熨斗文様は、おめでたい、華やか、高級を表す吉祥文様として愛されてきました。

大きく動きのある構図は、面を美しく飾り、見ていて飽きのこない文様です。