2016/02/24 21:30

縁起のいいとされる植物や動物、図柄を描いた吉祥文様(きっしょうもんよう)

今回は「鳳凰(ほうおう)」です。

文様に込められた願い・意味:平和、夫婦和合

鳳凰












鳳凰は古来中国より言い伝えられてきた伝説上の鳥です。
中国では麒麟(きりん)、亀、龍と共に四端と言われる伝説の鳥で、平和で幸せな世界が実現されるとき=太平の時に現れるとして「平和の象徴」とされてきた。 

そんな鳳凰は、伝説の生き物としてユニークな設定、容姿を持っています。
甘い泉の水”霊泉”だけを飲み、60から120年に一度だけ実を結ぶという竹の実のみを食物とし、梧桐の木にしか止まらない。またその容姿は、背丈が4~5尺(120㎝~150㎝)ほどで、前部が麟(きりん)、後部が鹿、くびは蛇、背は亀、あごは燕、口ばしは鶏、尾は魚。
五色絢爛な色彩で、羽には孔雀に似て五色の紋があり、声は五音を発するとか。


















そんなユニークな設定と「平和の象徴」だからでしょうか、飛鳥時代より広く好まれて吉祥文様として描かれてきました。

ちなみに<鳳>は雄を、<凰>は雌を指して<鳳凰>と読むことから、雄雌二羽で夫婦和合のシンボルとされています。
これは鴛鴦と同じですね。